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SNS・メディア

10代のUGC(ユーザー投稿)を生む仕掛け|「投稿してね」と言わずに撮りたくなる4つの設計

10代が自分から商品を撮って投稿したくなる、UGC(ユーザーが作る投稿)を生む仕掛けを紹介。開ける瞬間、お題、余白、交換とタイミングの4つの設計と、企業が投稿を使うときの注意点をまとめました。

UGCは「お願い」では増えない

UGCは「ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ」の略で、企業ではなくお客さん自身が作った写真や動画、口コミのことです。10代にとっては、企業の広告より、友だちや同世代の投稿のほうが信用できるもの。だからこそ、10代のUGCは大きな力になります。

ただ、「みんな投稿してね」と呼びかけるだけでは、投稿はなかなか増えません。10代が投稿するのは、企業のためではなく、自分が楽しいからです。

2026年上半期のトレンドの読み解き(Reaplus)では、「持つより、参加する」という傾向が挙げられています。ダンス投稿やライブのように、ファンが参加できる余白がある推しが強い、という見方です。商品も同じで、買って終わりではなく、その先に「やってみる」「見せる」「だれかとやりとりする」余地があると、投稿が生まれやすくなります。

ここでは、商品や企画そのものに「撮りたくなる理由」を組み込む4つの設計を考えます。

設計1:開ける瞬間を「見せ場」にする

10代のUGCで多いのが、開ける瞬間の動画です。中身がランダム、開けると色が変わる、何かが出てくる。こうした小さなおどろきは、写真より動画のほうがよく伝わります。

パッケージを考えるときは、「開けるところを撮りたくなるか」をひとつの基準にしてみてください。

  • 開ける前と後で、見た目がはっきり変わるか
  • 中身が何か、開けるまでわからない楽しさがあるか
  • 開けたときの音や手ざわりに、おもしろさがあるか

設計2:まねしやすいお題を用意する

何を撮ればいいかわからないと、投稿は止まります。逆に、お題がはっきりしていると気軽に参加できます。

  • よくない例:「#〇〇で自由に投稿してね」
  • よい例:「〇〇を使った『テスト前日の机』を見せて」
  • よい例:「〇〇の色で、自分の推しカラーを作ってみて」

お題は、10代の日常の場面とつなげるのがコツです。学校、部活、推し、放課後。自分の生活の中で撮れるものなら、わざわざ準備しなくても投稿できます。反対に、特別な場所に行かないと撮れないお題や、道具をそろえる必要があるお題は、参加のハードルが上がります。

設計3:書き込める・カスタムできる余白を残す

完成しすぎた商品は、だれが撮っても同じ写真になります。名前を書ける欄、シールを貼れるスペース、組み合わせを選べる色。少しだけ「自分のもの」にできる余白があると、その人だけの投稿になります。

2026年上半期にシール帳・シール交換が10代の流行になったのも、自分で集めて、自分で並べる楽しさがあったからだと考えられます。並べ方や組み合わせに「その人らしさ」が出るものは、見せたくなります。

設計4:友だちとの「交換」と、投稿したくなる時期

ひとりで撮るより、友だちと一緒のほうが投稿は楽しくなります。

  • ふたつ並べると絵がつながる
  • 種類がいくつかあって、交換したくなる
  • おそろいで持つと意味が生まれる

友だちとの関係そのものが写る投稿は、見た人にも「自分もやりたい」と思ってもらいやすくなります。交換したくなる種類の数や組み合わせは、多すぎても少なすぎても楽しくありません。

あわせて考えたいのが、時期です。10代が投稿しやすいのは、新学期、テスト明け、文化祭、卒業、誕生日といった区切りのとき。発売や企画をこうした時期と重ねると、自然に投稿の流れに乗りやすくなります。

企業が投稿を使うときの注意

10代の投稿を、企業の広告やサイトで使いたいときは、必ず本人に許可をとりましょう。未成年の場合は、保護者の同意も考える必要があります。顔、制服、名札、背景に写った家の様子など、本人が気づいていない情報が写っていることもあります。

また、「投稿したら全員にプレゼント」のような企画は、投稿の質よりもらうことが目的になりがちです。景品のルールにも関わるので、社内でよく確認してから行いましょう。

10代の「撮りたい」は10代に聞く

どんなお題なら撮りたくなるか、何を友だちと交換したいかは、大人が考えるより本人に聞くほうが早いものです。TrendVoiceでは、10代がプロフ帳に書いた「カバンの中身」や「このコラボもっとほしい」などの声が集まっています。企業向けプランでは、その声にAIで質問して、企画のヒントを探せます。

#UGC#10代#SNSキャンペーン

公開日:2026-10-20 文:TrendVoice編集部

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