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SNS・メディア

TikTokで10代に届けるマーケティングの基本|企業アカウントが最初に考えたい4つのこと

TikTokで10代に届けたい企業向けに、おすすめに流れる仕組みとの付き合い方、広告っぽさの消し方、音とまねの使い方、コメント欄の育て方など、はじめに押さえたい基本を整理しました。

「TikTokをやろう」と決めたあとに迷うこと

10代に届けるならTikTok、という声は社内でもよく出ると思います。でも、いざアカウントを作ると「何を投稿すればいいのか」「広告を出すべきか、自分たちで投稿するべきか」で手が止まりがちです。

TikTokは、フォローしている人の投稿より、おすすめに流れてくる動画を見る時間が長いアプリだと言われます。つまり、フォロワーが少ない企業アカウントでも、動画しだいで10代に見てもらえる可能性があります。反対に、知名度のある企業でも、つまらなければすぐに指でとばされます。

ここでは、企業がTikTokで10代に向けて動くときに、最初に考えておきたい4つのことをまとめます。

1. 「会社のアカウント」より「人のアカウント」に見せる

10代がおすすめで見ているのは、友だちや同世代、好きなクリエイターの動画です。その流れの中に、きれいに作り込んだ企業CMがはさまると、それだけで「広告だ」とわかってしまいます。

おすすめなのは、顔の見える担当者や、社内のだれかを「中の人」にすることです。完ぺきな映像より、少しゆるい話し方や、手元だけの撮影のほうが、流れの中で自然に見えます。

  • よくない例:ロゴから始まり、商品説明のナレーションが続く
  • よい例:担当者が「これ、社内で一番人気ないって言われたんですけど」と話し始める

もうひとつ迷いやすいのが、広告とふだんの投稿の分け方です。TikTokには、お金を払って流す広告と、アカウントからのふだんの投稿があります。どちらがよいかではなく、役割がちがいます。

  • 広告:新商品の発売日など、短い期間で一気に知ってもらいたいとき
  • ふだんの投稿:アカウントの「キャラ」をつくり、長く見てもらう関係をつくるとき

広告でも、ふだんの投稿と同じ「人っぽい」見せ方にしたほうが、なじみやすい傾向があります。

2. 音とポーズで「まねできる型」を用意する

2026年上半期は、デビューしたばかりのモナキの曲がTikTokで10億再生を超え、JC・JK流行語大賞のヒト部門で1位になりました。また、14年前の曲であるサカナクション「夜の踊り子」がリバイバルし、同じ賞のコンテンツ部門に入りました。公開調査では、高校生の「好きな曲」や「流行っているポーズ」でも1位に挙がりました。

ここからわかるのは、10代のTikTokでは「曲」と「動き」がセットで広がりやすいということです。企業が考えたいのは、自分たちの商品で、10代がまねして撮れる型を作れるかどうかです。

  • 商品を使う手順が、10秒くらいの動きになるか
  • 決めポーズや決めゼリフを作れるか
  • 友だちとふたりで撮るとおもしろくなるか

3. コメント欄も「投稿の一部」として育てる

10代は、動画そのものと同じくらいコメント欄を読みます。おもしろい返しをしている企業アカウントは、それ自体が話題になることもあります。

返信するときは、ていねいすぎるお客さま対応の言葉より、少しくだけた言い方のほうが自然です。ただし、10代の言葉を無理にまねると「おじさんが若者言葉を使っている」と見られることもあります。自分たちらしい言葉で、短く返すくらいがちょうどいいでしょう。

4. 1本で当てようとしない

TikTokは、同じ人が作っても、伸びる動画と伸びない動画の差が大きい場所です。1本に予算と時間をかけるより、小さく何本も出して、反応がよかった型を育てるほうが向いています。

  • 同じ商品で、切り口を変えた動画を何本か出す
  • 見られた動画の「最初の数秒」と「コメントの内容」を見比べる
  • 反応のよかった型を、シリーズにする

シリーズになると、「この前の続きが見たい」とフォローしてもらうきっかけにもなります。最初の1か月は、数字よりも「どの型が自分たちに合うか」を見つける期間と考えておくと、社内でも説明しやすくなります。

気をつけたいこと

TikTokは、多くのSNSと同じく13歳以上を対象にしています。中学生と高校生では見ている動画もちがうので、「10代」とひとくくりにしないことが大切です。また、流行の曲やダンスを使うときは、商用で使ってよい音源かどうかを必ず確かめましょう。

動画のネタは、10代のいまから探す

TikTokの流行は、数週間で入れ替わります。いまどんな曲を聞いているか、どのアプリを開いているかを知っておくと、ネタ選びで外しにくくなります。TrendVoiceでは、10代がプロフ帳に書いた「最近ヘビロテの曲」や「よく使うSNS/アプリ」が集まっていて、企業向けプランではその声にAIで質問できます。

#TikTok マーケティング#10代#企業アカウント

公開日:2026-10-20 文:TrendVoice編集部

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