アパレル通販と10代の買い方|サイズの不安・支払い・返品から考える売り場づくり
10代の服の買い物は、スマホの中で始まることが多くなっています。通販で10代が迷うポイント、保護者がかかわる支払いの事情、「カートに入れて置いておく」行動、安心して買えるページのチェックリストをまとめました。
10代の服の買い物は、スマホの中で始まる
10代が新しい服を知るきっかけは、短い動画やSNSの投稿、友だちのコーディネートなどが中心です。気になった服をその場で検索して、通販サイトやアプリで値段を確かめる。服の買い物が、スマホの中で始まることが当たり前になっています。
ただ、10代が通販で服を買うときには、大人とはちがう迷いや事情があります。この記事では、10代の「通販での服の買い方」に注目して、売り場づくりのヒントを整理します。
通販で10代が迷うポイント
10代が通販で服を買うとき、よく迷うのは次のような点です。
- サイズ:成長期で体型が変わりやすく、自分に合うサイズがわかりにくい
- 色:画面で見た色と、実物の色がちがわないか
- 素材感:薄すぎないか、透けないか、学校や部活で着られるか
- 届く日:行事や遊びに行く日に間に合うか
- 送料:服の値段は安くても、送料を足すと高くなる
とくにサイズは、10代にとって大きな不安です。「Mって書いてあるけど、自分にはどうなんだろう」と迷って、カートに入れたまま止まってしまうことがよくあります。
「誰の支払いで買うか」という事情
10代の通販には、支払いの問題もかかわります。クレジットカードを持てない年齢の10代は、次のような方法で買い物をしていることが多いと言われます。
- 保護者のアカウントやカードで、代わりに注文してもらう
- コンビニ払いを選ぶ
- ギフトカードやプリペイドの残高を使う
保護者に注文をお願いする場合、「この服がほしい」と見せて、許してもらう必要があります。つまり、商品ページは10代本人だけでなく、保護者に見せられる内容であることも大切です。値段や送料、返品の条件がはっきりしていると、保護者も判断しやすくなります。
カートに入れて、しばらく置く
10代の通販では、「カートに入れて、しばらく置いておく」という行動もよく見られます。
- 友だちに画面を見せて、意見を聞く
- 保護者に相談するタイミングを待つ
- セールやクーポンを待つ
- おこづかいが入る日を待つ
友だちに意見を聞くときは、商品ページのスクリーンショットや、リンクをメッセージアプリで送ることが多いと言われます。そのため、スクリーンショット1枚で色・値段・着たときの雰囲気が伝わるページは、友だちの間で話題にしてもらいやすくなります。
カートに残った商品は、「買う気がない」のではなく、「買う理由がそろうのを待っている」状態とも言えます。値下げやクーポンでせかすより、迷いのもとになっている情報を足すほうが、10代には合っている場合があります。
安心して買えるページのチェックリスト
10代が安心して服を買えるよう、商品ページで次の点を確かめてみてください。
- いろいろな身長の人の着用写真や、サイズの目安があるか
- 「手持ちの服と比べる」ための、実際の寸法が書いてあるか
- 色の見え方について、注意書きや自然光での写真があるか
- 送料こみの金額が、注文の前にわかるか
- 返品・交換の条件が、短い言葉でわかりやすく書いてあるか
- 届くまでの日数の目安が書いてあるか
- 保護者に見せても安心できる、落ち着いた説明になっているか
気をつけたいこと
- 未成年の契約:未成年が保護者の同意なしに結んだ契約は、取り消せる場合があります。年齢の確認や、保護者の同意についての案内を考えておきましょう
- 限定表示のあおりすぎ:「残りわずか」「今だけ」をくり返すと、10代が焦って買い、あとで後悔する原因になります
- 個人情報:住所や名前など、未成年の個人情報の取り扱いには十分な配慮が必要です
- 返品のハードル:返品できないと、10代は次から通販を使わなくなるかもしれません
10代が「どこで買っているか」を知る
10代がどの通販サイトを使い、何にお金を使っているのかは、学年や時期で変わります。
TrendVoiceでは、10代がプロフ帳に書いた「よく使う通販サイト」「最近お金を使ったもの」「おこづかい(任意)」などの声を、個人がわからない形で集めています。企業向けプランでは、たまった声にAIで質問できるので、通販の売り場づくりを考える前の確認に使えます。
公開日:2026-10-31 文:TrendVoice編集部
TrendVoiceには、10代がプロフ帳を書いて遊んだ声が届きます。企業向けプランでは、たまった声に自由に質問できます。
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